最近ACPについての研修に参加する機会が多くなってきました。人生の最終段階を早い時期から考え、話し合っていくことです。話は聞くものの実際には・・・と思っていたのですが。
数か月前の話です。逝去されたご利用者様のお宅へグリーフケアにお伺いした時、お部屋の机の引き出しからエンディングノートが出てきました。どこでもらったのかはわかりませんが、葬儀について・財産について・親族や友人について等、書かれていました。いつ書いたのかもわからないけれど、退院された時に書かれていたのではないかと推察されます。ここからが深イイ話。そのノートに奥様に宛てた感謝の手紙が挟んであったのです。人生を振り返っての感謝と来世でも一緒になりたい旨のラブレターに目頭が熱くなりました。そして奥様はそのお返事を棺にしたためたとお話しして下さいました。縁起でもない話を当たり前のこととして生きているうちから考える事も大切だと感じました。
エンディングノートは市役所などで配布されています。私もこっそり書いておこうかなあ・・(*^^*)